カルデラの汚部屋から

25歳です。ADHDが発覚して4年目。地方の手代をしています。これから生きていくのが不安なので、少しでも不安をなくせるように。お薬を飲みながらぼちぼち、将来のことを考えます。好きな子が遠くに住んでいます。

生活の記録の目的

薬を飲んで横たわって、気づけばもうこんな時間。夕方になると少しやる気が出てくるけど、それも雀の涙ほど。散財したのに、何に使ったのか分からず、空っぽの通帳を見た時の感じに似ている。私の週末はいつもこうして終わる。

 

何かしたい、やりとげたい、という気持ちはある。しかし打ち込めるものはなかなかみつからない。ただいつもあるのは、「充足したいのにできない」というモヤモヤだ。

 

先週(体にムチを打つ程の気持ちで)参加した講座で聞いた話で1つ、興味深いものがあった。

それが「アドレナリンを出すには、なにか行動をしないといけない」という話。アドレナリンというのは、活動をしてるうちに次第に出るもののようで。その話が私には大変説得力があった。呼び水が必要なのだ。

 

私はもう25で、なんとか働いているけど1人で暮らす能力は限りなく低く、ミスがないようにキリキリしつつ、薬に頼っている。地方住みで友達はほとんどおらず、好きな人は関東に住んでいる。貯金も全くない。資格も持っていないし、何にも打ち込めない。

 

3年働いて、社会人としては充実しているほうだろうけど、これからどうやって生活を豊かにしていこうか。こうして土日祝横たわって暮らして、事務をしていれば昇級してボーナスも貰えるだろうけれど、私は幸せなのだろうか。

 

これからセミナーに行った時の話や、身の回りの持ち物の話、自分が実行して快適に感じたことをここに、書いておこうと思います。空っぽの通帳でも、何に使ったか、使ってよかったのかなど、少しでも心に残るようにしたい。

旅行の写真を1枚現像する

中学ではよく、インスタントカメラで写真を撮っていました~

チェキほし~な~と思いつつ、写ルンですを使っていた笑

 


修学旅行などで撮った写真は、しばらくすると教室の壁に張り出され欲しい写真の番号を書いて先生に提出する形式で、販売されたものです。私は奥手なので、好きな子の写真を買うか買うまいか迷って、結局買うのをやめたり、お気に入りの先生が写り込んでいる写真を、こっそり定期入れにいれたりしていました。笑

 


大人になってスマホで写真を撮るようになると、写真を現像することはなくなりましたね。昔より写真を撮る頻度は増えましたが、写真を眺める時間はめっきり減ってしまった。いつでも見返すことができると思って安心して、逆に全然見返さないという・・・汗そして静かにメモリを圧迫していくという・・・汗

 


何枚も写真を撮って見返さないのはもったいないし、部屋の壁が殺風景なのももったいない、ということで旅行に行くたびスマホで撮った写真を厳選し、一枚だけ現像することにしています。現像は、セブンイレブンのましかくプリントを使います。1枚30円。ただ縦と横の縮尺が同じというだけで、壁に並べたときの印象はまるで違います。モダンなカフェになっちゃう。雰囲気。

 


この間は日光の紅葉を、その前は霧島の夕日を現像しました。

季節ごとにまとめると、日本の四季が豊かな色味で彩られていることを感じることができます。霧島の紅葉は赤にはなりきらず、中にはだいだいや、より黄みがかった葉も多い。一方日光の紅葉は小柄ですが、先端まで赤々としています。最近では葉山の夕日や箱根の山々、唐津の海なども加わって、部屋の壁にちいさな歳時記ができています。

 

 

 

 

 

 

八百屋さんに旬の野菜を教えてもらう

あと5年もすればSiriやGoogleも「たらのめを天ぷらにすることがおススメです」くらいなら、返してくれるようになるのではないだろうか。

 

旬 野菜 食べ方 などで調べれば、旬の野菜の美味しい食べ方が一発で見つかる。

 

そんな中私がオススメするのは

 

八百屋さんで旬の野菜を買い、オススメの食べ方を教えてもらう

 

ことである。八百屋さんは毎日、長い時間野菜を見ている。せりで見つけたり、農家さんから買い付けたりすることで、いろんな旬の野菜を知っているし、美味しい食べ方も知っている。

 

今日私が買ったのはヤングコーン。

 

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この早緑うつくしいヤングコーン、みなさんはどうやって食べますか。私は今まで中華丼でしか見かけたことがなかった!笑

 

「ヤングコーンはどんな風に食べると美味しいですか」と聞いてみたところ、「皮ごと焼いて中身を剥いて塩をかけると美味しいよ」とのことだったので、グリルで皮ごと焼いてみたところ、これがおいしいことおいしいこと。

 

ひげも皮もとうもろこしの味がします。塩をかけることでスイカのように甘みが引き立ち、マヨネーズをちょびっとかけてもおいしい!やわらかくて、ほぼまるまる一本食べることができました。ほくほくで甘くて、小さな実にうまみが凝縮されています。こんなにおいしい野菜を一番おいしい時期に、おいしい食べ方で食べられる喜びはひとしお。お酒をたくさんのんでしまう。

 

また、八百屋さんに聞いてみたところ、コーン作りの達人である農家の今別府さんが作ったヤングコーンとのこと。大人のとうもろこしを入荷する予定だから、また買いに来てねと言ってくれました。

 

八百屋さんとも仲良くなり、良い休日となりました。

宝くじ

職場の近くのスーパーの敷地に、宝くじ売り場がある。わたしはそこでよく(給料日直後がほとんど)、宝くじを買っている。1000円分ほど。

 

宝くじを買うといいこととは、なんだろう。

大金を手に入れる(可能性を得る)ことはもちろんだが私はそれ以上に、

 

お金に余裕がある時に自分のやりたいことは何か考える

 

ということに宝くじを買う意義を見出している。

 

2億手に入れたら、私はどうするか。

―貯金するか。家を建てるか。光岡自動車のOROCHIを中古で買うか。毎日鉄板焼を食べて暮らすか。美大に入るか。御朱印集めをするか。インテリアデザイナーになってノルウェーに引っ越して、サーモンを食べながら暮らすか。錦鯉のブリーダーになるか。

 

どう働きたいか。何をして遊びたいか。どうやってお金を増やすか。いろんなことを考える。

 

やりたいこと、好きなこと、興味を持っていることーー仕事に追われる中ではなかなか、自分を見直す機会を持ちにくい。

 

日々仕事に忙殺される中、宝くじを買った時、自分は富豪になる可能性を秘めた自分になる。そうして始めて、具体的なビジョンが見えてくる。

 

 

当たらなくてもいい。当たった方がいいけど。こうして自分のことを考える時間は、大変価値のある時間だ。

 

先日は100円くじを1枚買い、100円を当てた。わたしは100円を持っていたに変わりないが、日本美術に興味があることを知れた。

このくじが当たったら、アメリカに切手趣味週間の鈴木其一の朝顔図屏風を見に行って、ミュージアムグッズをたくさん買いたい、と思ったからだ。

 

200円のスクラッチくじを1枚、500円玉を出して購入し、200円当てたこともあった。これも金額だけを見ると500円玉1枚を100円玉5枚に換金したに過ぎない行為だが、ちょっと手の込んだ料理を食べたいと思っていたことに、気づくことが出来た。

このくじが当たったら、ホテルオークラのレシピを調べて、スーパーで1番高い卵と牛乳とバターを買って、乃が美の食パンを1斤買って、フレンチトーストをつくろう、と思ったからだ。

 

宝くじが外れた週の日曜日、普通の食パンを買ってフレンチトーストを作った。そして福利厚生の無料券を使い美術館に行き、日本画を見た。展示で1番気に入った作品のクリアファイルを買った。

 

とても楽しい休日だった。宝くじは当たらなくても、自分が求めているものを見つける手助けをしてくれるよいものだ。当たった方がいいけど。